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卓球の鬼、平野早矢香が教える!挑戦し続けるための7つの教訓

平野早矢香選手は、卓球の世界で「卓球の鬼」として知られる存在です。彼女の言葉には、卓球だけでなく、人生全般に通じる重要な教訓が詰まっています。

昨日の自分を超える

平野選手は、「昨日の自分を超えることが自分を大きく成長させる」と語ります。この言葉の背景には、日々の小さな努力の積み重ねが、卓球以外の逆境に立った時にも役立つという信念があります。卓球に限らず、どのような分野でも現在の自分に全力を尽くすことが重要であると教えてくれます。

真剣勝負と目標達成

彼女は、真剣勝負で勝つことと、自分が立てた目標を達成することの両方が大きなモチベーションとなっていました。2008年頃から「卓球の鬼」と呼ばれるようになった彼女ですが、相手を威嚇したり、自分の表情を意識したことはなかったと言います。戦う強いイメージが表情に表れるのは、実は自分の弱さを隠すためだったかもしれない、と振り返ります。

観察力と戦術

平野選手は、相手の素振りやうなずき、振り返りを観察することで、相手の癖や性格を見破り、そこに攻略のポイントを見つけていました。「後の先」という戦術を使い、相手がやりたいことをあえてやらせることで、自分の有利な展開に持ち込む技術は、剣道の用語にも通じる考え方です。

高い目標設定

平野選手は、簡単にクリアできる目標ではなく、一生懸命頑張って届くか届かないかくらいの目標を次々に設定することの重要性を強調します。こうした挑戦的な目標設定は、頑張ったらやれるかも、届くかもという希望を持つことが大切であると述べています。

メンタルの強化

メンタルは後天的に鍛えることができると彼女は言います。自分の嫌なことと向き合い、プレッシャーとストレスを受け入れることで、メンタルを強化することが可能です。生活態度、練習、仕事の取り組み方、試合の経験、勝利によって得た自信、自分が読んだ本や出会った人たちの影響によって、メンタルは変えることができるのです。

無駄な練習を恐れない

平野選手は、無駄な練習かどうかはやってみないとわからないと語ります。仮説を立てて実行し、その効果を常に判定していくことが重要です。

才能と努力

張怡寧選手や石川佳純選手を見ていると、卓球のために生まれてきたような才能を感じると平野選手は言います。彼女自身にはそのような天賦の才はなかったかもしれませんが、「日々前進」という言葉が彼女にはぴったりと当てはまります。昨日の自分を今日の自分が超える、昨日できなかった技術を今日身につけるために努力することが大切なのです。

平野早矢香選手の経験と教訓は、卓球を志す人々だけでなく、すべての挑戦する人々にとって貴重な指針となることでしょう。彼女の言葉を胸に、私たちも日々の努力を積み重ね、目標に向かって精一杯頑張りましょう。

※上記の記事は平野早矢香氏の著書「卓球の鬼と呼ばれて」を参考に作成させていただきました。よろしかったら、そちらも読んでみてくださいね。

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